函館 湯の川温泉を調べる
(参考文献)函館湯の川温泉旅館協同組合HP
湯の川温泉の歴史
1653年(承応2年)、松前藩主九代・高広(幼名 千勝丸)が難 病にかかり、病は日に日に悪化していき、ある夜母の清涼 院は「松前城の東にある温泉に行けば、どんな病も治る」と いう夢を見ます。その温泉に千勝丸を湯治させるとまもなく 全快。藩はお礼に、薬師堂を再建、鰐口を奉納しました。これが湯の川温泉の発祥といわれています。
湯の川の語源は、アイヌ語の「ユ(湯)+ペツ(川)」からきているというのが定説です。 当初の温泉は湯量も少なく、温度も低かったので広くは知られていませんでしたが、明治18年に石川藤助が100度以上毎分140リットルの温泉を掘り当て、明治19年に湯治場を開業以降、入浴客が増え、それに伴い料理店・宿・商店などが建ち並び、湯の川は賑わい始めます。明治20年には現在の電車通も開通し、歓楽地として栄えることになりました。
その後、明治31年には馬車鉄道が開通。大正2年には電車に替わり、大正7年には日本初の有料道 路が海岸線に開通し、湯の川はさらに賑わいを増 します。現在の函館市民会館のあたりには「湯の川 遊園地」ができ、動物園や人工滝・竜宮城など、遊 びの場としても有名になりました。
湯の川温泉の湧出量は日量7,000トン以上の湯量を誇っており、そのうち函館市が 所有・管理する源泉が9本、民間所有の源泉が13本の合計22本あります。湯の川では井戸水を掘ろ うとしても、100mほどの掘削で温泉が出てしまいますので、雑排水に井戸水を利用したいという試みができない地区でもあります。湯の川温泉の源泉温度は井戸によって多少の差異はありますが、平均して65度前後あり、高温の温泉です。350年余の歴史を誇る名湯「湯の川温泉」は現在20軒の温泉地となっています。
ということで、源泉について調べてみよう。
1湯の浜ホテル(1)・・・湯川3丁目混合
1湯の川プリンスホテル 渚亭・・・湯川3丁目混合
1湯の川観光ホテル祥苑・・・湯川3丁目混合
1大黒屋旅館・・・湯川3丁目1、2、3、4号井混合
1大盛湯(たいせいゆ)・・・湯川3丁目1、2、3、4号井混合
1竹葉新葉亭・・・湯川3丁目1、2、3、4号井混合
2湯の浜ホテル(2)・・・新選組の湯
3永寿湯・・・湯川1丁目A、B、C、D、F号井混合
3ホテル万惣・・・湯川1丁目A、B、C、D、F号井混合
3ホテル雨宮館・・・湯川1丁目混合
4湯元 漁火館・・・湯元 漁火館1号井
5平成館 海羊亭・・・赤湯
6花びしホテル・・・湯川3丁目1~4、イ~オ号井混合
2旅館 一乃松
3イマジンホテル&リゾート函館
4笑函館屋
5ホテルかもめ館
6KKRはこだて
8ホテルテトラ 湯の川温泉
9湯元 啄木亭・・・源泉あり
10HAKODATE海峡の風
11望楼NOGUCHI函館
13函館湯の川温泉 海と灯/ヒューイットリゾート
源泉22本の名前
湯川3丁目1号井
湯川3丁目2号井
湯川3丁目3号井
湯川3丁目4号井
湯川1丁目A号井
湯川1丁目B号井
湯川1丁目C号井
湯川1丁目D号井
湯川1丁目F号井
湯元漁火館1号井(湯元漁火館)
新選組の湯(湯の浜ホテル)
赤湯(平成館 海羊亭)
湯川3丁目イ号井
湯川3丁目ウ号井
湯川3丁目エ号井
湯川3丁目オ号井
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